雑誌記者山田は、ゲゲゲの鬼太郎親子と猫娘の後を追って廃村となった哭倉村に、鬼太郎の忠告も聞かず足を踏み入れる。そして地下奥深い穴に落ちてしまう・・・
話しは変わって、昭和31年、南方の戦争から復員してきた血液銀行に勤める水木は、日本の政財界をあやつる龍賀時貞の訃報を知る。一族の龍賀製薬が製造しているMという秘薬の利権にありつこうと哭倉村に出向く。
水木が村に着いた夜、次期当主の時麿が殺される。そこへ妻を捜しに来たと言う不思議な男が捕まえられる・・・
ゲゲゲの鬼太郎の前日譚。目玉おやじが主人公です。ねずみ男も出てきます。が、話がもう横溝正史か京極夏彦みたいの世界になっていて、話が子ども向けでないとんでもないことになってきています、RG12が指定ついてます。
エンドロールで、「ゲゲゲの鬼太郎」のプロトタイプと言うべき、「墓場鬼太郎」のはなしも。
ある程度、水木作品の好きな人向きです。普通のゲゲゲの鬼太郎のアニメと思って見たら、えらい目にあいます。子どもに聞かせたらあかんストーリーです。