多分ジャニーズのタレントが出ている広告が減ってきたからなのか、ACの広告がやたら目立つ。
そう言う気付きを与えてくれるのは、とても有意義だが、男か女かはあまり関係ない。そんなこと思っている時点でダメなのかもしれない。
ところで、そう言っている割には気づいたのだが、井上陽水の「心もよう」、ずうっと長い間、女性がふるさとの男性にしたためた手紙と思っていた。でも、ひょっとしたら、手紙を書いている主は男性で、ふるさとにいるのは女性にしたためたのではなかろうか?
手紙の内容は男性でも、女性でも、どっちにでも思えてきた。
そんなこと今まで思ってきたことはなかった。
最近、自分のことをあらわすときは「僕」や「俺」より、「私」を使っている。以前はなんか女性ぽくて、使うのは嫌だった。でも今は年齢的に「私」を使うのは落ち着いた感じがする。レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウが「私」を使うように使っている。ハヤカワ版の清水俊二訳は「私」なのだが「私」が似合う年齢になってきた。