今はもうだれも 30/365 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

 



昨日の谷村新司、チンペイさんから、連想からしばらく、数日はアリスの話を続けたいと思う。
アリスを知ったのは従兄弟からだった。たまたま従兄弟がLPを買うのに付き合った。今はなきM原のダイエーにあった新星堂だった。小学生6年だった。

「何買ったん?」
「アリス」

まだアリスを知らなかった私はアリスと聞いて女性のアイドル歌手か、洋楽のアーティストだと思っていた。当時純アリスと言うハーフの女優さんがいたからだ。

従兄弟の家のステレオから聴こえてきたのは、「今はもうだれも」。低い男の声だった。

「女ちゃうやん」

とガッカリ😖⤵️した記憶が第一印象でした。

従兄弟が買ったのはアリスVという黒いジャケットのLPだった。「遠くで汽笛を聴きながら」や「帰らざる日々」など初期の曲が収録されている代表的なアルバムだ。

この従兄弟からアリスのメンバーにいる谷村新司、チンペイの深夜放送がおもしろいと吹き込まれ、深夜放送を聴き始めたのはこの頃だった。当時は小学生、ヤングタウンを聞いていたのはクラスでもごく一部だった。

また姉が黒歴史にしているM高フォークソングに入っていた頃で、姉の歌う「帰らざる日々」も聴いた。

数年後、「冬の稲妻」が大ヒットをしてアリスが一躍メジャーになる前から知っていたのが当時が唯一の自慢だった。私にすれば何を今さらみたいな気持ちだった。

じつは「今はもうだれも」はウッディウーと言うグループが歌っていたのをカバーしたもの。
アリスのオリジナルじゃなかったのだと知ったのはかなりあとのことだった。