丁度二年ぶりに、笑福亭鶴瓶さんの落語会に行った。
鶴瓶噺
本日のパンフレットの推薦文に、宮藤官九郎が中村勘三郎さんと飲んでいたとき、勘三郎さんが鶴瓶さんに突然電話をかけて、初対面で初めて話したのに、親しげに話をしたことから、いきなり初対面や知らない人から電話をかかってきて、無理難題を頼まれる話、最近、大学祭に行って、全く自分の話が駆け出し時代より受けなかった話。俺はもうあかんのか林家染二さんの落語会に行って、同じ内容での爆笑に悩んだこと、家族に乾杯で、敢えて人がいないところを進んで歩くはなしなど。雑談が話芸になるのはこの人だけだろうか?
徂徠豆腐
儒学者荻生徂徠が恩を受けた豆腐屋に恩返しをするはなしだが、今住んでいるところが荻生徂徠の墓の近くで墓にお参りしたはなしなど。もともと講談か浪曲なんだろうか。江戸落語って感じ。
死神
いつもの「死神」ではなく新解釈の「死神」、死神が老人ではなく、若い女性。ダメンズに恋した女性が死神になってもそのダメンズを助けようとする話。これをするために、原作の三遊亭円朝の墓参りをしたとか。初回に出したのは病院、次はセレモニーホールだったとか。
最後、お見送りのお囃子を流して、来場者のお見送りをした。笛はあのタイタニックの笑福亭喬若さん、三味線は入谷和女さん。