小説新潮10月号 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。



メッセンジャー黒田が黒田たもつ名義で、小説新潮10月号に「噂」を掲載した。

ちょっと読んでみたいと書店を回って探してみたがどの書店でも品切だった。大抵の場合は在庫がある。

文芸誌の品切って、又吉直樹の「火花」が掲載された「文學界」以来じゃなかろうか?

仕方なしにAmazonで注文した。小説新潮を買うって池波正太郎が亡くなって以来じゃなかろうか?

主人公が姉から姪を預かるところから、話が始まる。あらぬ方向に話が展開し、俗に言う「イヤミス」的なバッドエンドで結末になって終わる。

まあ、突っ込みどころはあるが、ちょっとそれは省略。まあまあ質の高い作品に仕上がっている。

毎日放送の武川アナウンサーに朗読用の小説を頼まれて書いたら、武川アナウンサーに「長い」と一蹴されたのだとか。ラジオでその話をかなりボヤいてはいた。
確かにNHKラジオの朗読専門の番組でなければ長いかも。