ある船場の商家へ口入れ屋から女中として紹介された来たお鍋。
器量が悪く、口も悪い。その上、行儀も知らない田舎者で、最初は店の奉公人たちは彼女を追い出そうとしたが、そのうちに彼女が誰彼なく、優しく世話をしてくれるので、やがて奉公人の中には彼女を好きになる者も出てきた。
しかし、彼女には不思議なところがあり、夜中に店を抜け出ているというのだ。奉公人に不始末があると暖簾の信用に関わると、主人と番頭が彼女が留守の間に、彼女の荷物を調べるととんでもないものが出きて・・・
冒頭のお店ものの噺から、突然噺が怪談、怪奇ものに噺が変わる。猫の噺は「猫の忠信」みたいな怪談ものもある。
東京ひとり会、ご来場ありがとうございました!前半の演目入れ替えてごめんなさいっ。「仔猫」は毎回やるのが楽しみな噺。私、おなべどんがめっちゃ好きなんです。きっとあの後もあのお店でテキパキ働いてるはず!次回は11/18に東京初独演会です。また告知させてくださいませ!何卒!m(_ _)m♡ pic.twitter.com/qaGpCO9yfa
— 桂 二葉 (@niyo_katsura) 2022年7月18日
最近、桂二葉さんがネタにしているようで。まだ二葉さんの「仔猫」は聴いたことがない。
米朝師匠や枝雀さんの「仔猫」が印象にあったのだが、YouTubeは軒並み、米朝事務所が権利保護に回ったみたいで。
YouTubeの桂文三さん、先代文枝門下の噺家さんで、ネタも多く、いつも丁寧な噺をされる。好きな噺家さんの一人だ。