さかな好きな小学生ミー坊は、寝ても覚めてもお魚に夢中。休みの日は一日中水族館、ごはんのおかずは毎日魚料理。
そのお魚好きは高校生になっても変わらない。逆にツッパリたちと魚が縁で仲良くなる。
お魚に夢中は大人になっても。
しかし、仕事は続かない。ある日、テレビ関係者の幼なじみから、テレビ番組に出てみないかと誘われたことで、ミー坊の生活は一変する。
最初に「男も女も関係ない」のテロップが出る。これはさかなクンの役をのんがするからだろうと思っていた。
ミー坊の高校時代、彼女だけ一人、学生服を着ている。どんな格好してもミー坊はミー坊と言うテーマ。
さかなクン演じるギョギョおじさん、街中を魚の帽子を被った変な人。でも、ただの魚好きのおじさん。
唯一の理解者の井川遥演じるお母さんがよかった。画一的な人生よりも個性に合わせた生きかたを選らばせた。
この裏には何事も偏見で見ずに公正な目で見るべきと言う壮大なテーマが隠されていた。
単なる有名人の映画ではない。
見ては損はないと思う。今年見た映画でベスト3には入ります。(私的には)