はい、泳げません | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。





 



哲学を大学で教えている小鳥遊雄司は5年前に自分が泳げないことで息子を亡くし、そのことが原因で妻美弥子とも離婚した。

最近、亡くなったときの息子の同い年くらいの男の子を持つ女性奈美恵と交際を始め、彼女の子どもを守るために水泳を始める。

小鳥遊を担当する水泳コーチ薄原静香は悪戦苦闘しながら彼に水泳を教える。そして彼女自身もあるトラウマを抱えていた・・・

予告を見ていてると、コメディかと思ったがそうではなかった。また長谷川博己と綾瀬はるかのラブストーリーを思わせてるがそうでもなかった。ある男のトラウマからの脱出と家族再びを作る過程に水泳と哲学を交えたなかなか興味深いストーリーで笑うところが少しもなかった。大抵はこの手の映画はクスッと笑うところがあるのだが、全然なかったのだ。

相変わらず、綾瀬はるかがきれいだ。演技も上手。脇を固める共演者も小林薫や伊佐山ひろ子など渋い役者さんが出ている。

正直、麻生久美子と蓮佛美沙子の区別がつかない。最後までこれはどっちだと頭を悩ませていた。正解は麻生久美子。でも、あのどぎつい彼女の関西弁は意味があったのだろうか?私はネイティブな大阪人で河内のおっさんだが受けつけなかった。標準語でもよかったのでは。

彼は静香コーチに自分のトラウマを話してはいない。静香コーチは奈美恵から聞いてはいたようだが、それはかなり後半部分。対して静香コーチのトラウマは最初の部分で示されているがネタバレするが、改善はされなかった。そこがちょっと残念。

TOHOシネマセブンパーク天美で割と大きなところでの映していたが、ドラゴンボールとかやってせいか5人だけだった。

これはちょっとおすすめする。