林家三平が「笑点」を降りたのは正解だった | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

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毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

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かなり長文です。それと本当は咄家さんに「師匠」をつけないといけないかもだが、あえて「さん」づけで呼ぶ方もいます。お断りしときます。
この話を何回もしてるのでまたかと思われるかもしれませんが。

結論から言うと、「大喜利」なんて咄家さんの余芸に過ぎず、咄家さんは落語してなんぼ。本当は謎かけよりも小咄ができた方がよっぽど価値がある。

「笑点」って、あれは台本があって構成作家が問題と答えを作って、誰が答えるか、割り振って答えさせてる「ヤラセ」な番組。でなきゃ、問題出して、あんなにすぐに手があがるわけはない。キャラも台本で作られたもの。木久扇さんのバカキャラもそう。最近は長老なんで、バカからボケキャラにさせられているけど。

三平さんの落語、丁寧な落語されますよ。悪くはない。それに落語協会の真打ち。真打ちと言うのは寄席のトリを取れる資格のある人、先代林家三平の息子だと言っても、実力がなければ真打ちにはなれない。落語を聴いたことがない人が、つべこべ言うなと言いたい。(別に三平さんに肩入れしてるわけでないので、念のため)

「笑点」のメンバー、今はほぼほぼ変わってない。今新メンバーの宮治さんの前は新しく入ったのはたい平さん、師匠のこん平さんが病気で変わった。その前は昇太さん、先代の円楽さんがなくなり、代わりに歌丸さんが司会になったから。誰か病気になったり、亡くならないと変わらない。昔は今の才賀さんが朝次時代にいたり、円窓さんがいたり、夢之助さんがいたり、好楽さんも九蔵時代に一回抜けた。先代円楽さんも一回抜けた、司会だった南波伸介さんが亡くなったので司会に復帰したが、よく昔はメンバーチェンジがあった。不動のメンバーって聞こえはいいけど、マンネリ感は否めない。

今のメンバーは70代から80代だからメンバーチェンジがこれから進むことは間違いないが、宮治さんだって40代だ。弟子入りが遅かったから仕方ないか。もっと早く世代交代しときゃよかったのでは。今若手大喜利に出ている人は漫才師さんとか他のお笑い芸人さんのメインで活躍している年齢である。

咄家さんのテレビタレント化だが、結局、落語をしろよってRIZAPの件で円楽さんは三平さんに言ってるけど、咄家さんは落語が本業だと言うけど、落語だけでは食べてはいけない。定席の寄席に出られる咄家の数は限らている。今東京で800人、上方で300人近くいる。とてもじゃないが出られるわけがない。落語会も有名どころでなければペイできるイベントではない。(皆さんやったはりますけど)

どうしてもテレビラジオで出て名前を売らなければならない。そうすると、芸がおろそかになるそれで、テレビからおりて芸の修行ってことになるが三平さん他にもテレビ出てますからね。RIZAPのCMも自分から売り込みじゃなく、オファーあったからやったんでしょうよ。

まあ、いろいろ、功罪ある「笑点」ですが、未來永劫続くわけはない。惜しまれつつになる可能性だって十分ある。