一時期、どっぷりミステリーと言うか、「探偵小説」にはまっていて、ずうっと東京創元社の「日本探偵小説全集」にはまっていて読んでいた時期があった。かなりぶっとい文庫本だ。
毎日新聞の余録で懐かしい名前を見た。浜尾四郎だ。一般人には馴染みのない作家かもしれない。貴族院議員(男爵)で検事でそのうえ探偵小説作家とこれほど、魅力的な人物はいない。
こういう人物はえてして傲慢な人物が多いがそうではなかったそうな。残念ながら39歳で早逝している。
後に論叢社からも全集が出版された、
良かったらなかなか興味深い作品を遺しているので一度ご一読を。
私の遠縁がこの浜尾四郎が寄稿していた「新青年」を出版していた博文館に関係する人物だった。かなり昔に教えてもらった、今となっては
その辺りを知る親戚も多数亡くなり詳しいことはわからなくなってしまっている。