
茉莉(まつり)は20歳のとき、難病を発症し、余命10年と宣告される。入院生活のとき、ある末期患者からビデオカメラを渡される。
日々の出来事をビデオカメラで撮るようになる。
2年後、退院したとき、中学の同窓会に出席する。同級生の和人と再会する。その和人が自殺未遂をおこす・・・
生きるっていうのは、生命を燃焼するというのはこんなことなのだ。
限りある時間を意識している暮らす、生きるというのはこういうことなのだ。
常々「人間死んだ気になったらなんでできる」というやつほど死を意識してないやつだと思ってる。
小松菜奈、坂口健太郎、奈緒、松重豊、原日出子、黒木華、リリー・フランキー、田中哲司、出演者を芸達者で固めていて、お涙頂戴の題材になるのに、それをさせない演技・演出がほんとによかった。
松重豊のお父さんの抑えた演技が秀逸。
よかった。
