
「年忘れ楽屋噺」団朝
「厄祓い」佐ん吉
「除夜の雪」団朝
「ふぐ鍋」吉の丞
「崇徳院」団朝
ここ三年ほど、大晦日は団朝さんの歯に衣着せぬ楽屋噺を聴きに行っている。2021の落語聴き納め。動楽亭の出番のときでも、団朝さん、散々、この続きを聴きたかっら大晦日に動楽亭へとPRしている。
過去三年間で、一番人の入りが多かったのでは。ほぼ定員入っていたのでは?繁昌亭も満席で流れて来た人もいたとか。
「年忘れ楽屋噺」内容は言えません。書けません。聴きたかったら、来年の大晦日聴きに行ってください。
「厄祓い」。だいたい、節分の夜の噺なんですけどね。昔は太陰暦で、大晦日と節分が重なる年もあったのだとか。
「除夜の雪」 年末年始、大晦日によく米朝師匠もやったはりました。雪の夜を静けさとシーンとした雰囲気がマッチしなくては成り立たない噺。残念ながら西成の喧騒とサイレンが邪魔しました。
「ふぐ鍋」 ホームレスの男性に河豚の毒味をさせると言う内容は、倫理上、「ちりとてちん」同様、今後できなくなる可能性を秘めた噺。聴くなら今。
「崇徳院」 団朝さんのちょっと荒い口調は手伝い熊五郎、熊さんにお似合いで。何度聴いてもこの噺はおもしろい。好きな落語のひとつ。