牧師の娘として育ったアレサは、別れて暮らす母を慕い、幼いときから教会でゴスペルを歌って育った。
成人してから、父のマネージメントでニューユークでコロンビアレコードでデビューするが、ヒットが出なかった。
ヒットの欲しいアレサは父親から恋人テッドをマネージャーにしてアトランティックレコードに移籍し、ヒットをものにしていく・・・
アレサ・フランクリンの伝記映画。彼女の人生と公民権運動、キング牧師を交えて描いている。
幼児性愛の被害と妊娠、キリスト教の教えから堕胎が認めらず、若くして子どもがいたこと、父との不仲(牧師の子どもとしてはマーヴィン・ゲイもそうだった)、夫からのDV、ご多分漏れずに有名人が堕ちるアルコール依存と本人や家族のダークな面も描かれている。
この映画のサントラはいいかと思う。出ていたら、買おうかな。
私的にはアレサ・フランクリンって、 80年代以降はヒット曲もなく、デトロイト生まれでもモータウンでもないし、「ブルースブラザース」でレイ・チャールズとかと出ていた記憶くらい。