海街diary | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 16TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 16TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香田家の次女佳乃は短大を卒業して信用金庫に勤めている。少々酒と男にだらしがない。


婿養子だった父が不倫をして、離婚して家を出て、母も再婚のため家を離れ、祖母に育てられる。祖母も亡くなり、今は姉の看護師幸と、妹のスポーツ店で働く千佳と三人で鎌倉の祖母が遺した家で暮らしている。


ある日、家を出て行った父が亡くなったと連絡が入る。不倫した女性とは死別し、新たに山形の温泉街で知り合った女性と再婚したと言う。佳乃たちはそこで、異母妹のすずと出会う。


懸命に義母や義弟たちに気遣い葬儀の差配をするすずに幸は一緒に鎌倉に暮らさないかと提案する。


「海街diary」の映画を公開したころ、刊行している分まで一気読みしたが今回、最終刊まで全部読んだ。


そうそう幸の同僚アライさんっていたな。(笑)

ドジな失敗ばっかりだけど、患者に寄り添う気遣いのあるナース。最後まで顔が出なかった。


今回改めて読んで思ったことは終末期医療や葬儀、遺言、相続、法事、結構、話題にしてたんだなと思った。


自分が今そのことに気がいっているからかもしれない。母親の歳までくらい生きるのか、親父くらいまで生きるのかわからないけど、決めることは決めるとかなあかんなあと。先の話でなく、もうすぐゴールがなんとなく見えてきたから。


祖母も親父も認知症入ったし、自分もゆくゆくはそうなるかもとは思っている。海猫食堂のおばちゃんや山猫亭のおっちゃんみたいに決められるところはさっさと決めとかないといけない。



前にも書いたかもだけど、海猫食堂のおばちゃんみたいに生前世話になった何人かの人に焼肉食べられるくらいのお礼はしたいとは思っている。形式ばった遺産ではなく、それを甥たちに託そうとは思っている。