5番さんに「破れ奉行」のはなしを振られて、YouTubeで「破れ奉行」を見つけては見ている。
「破れ奉行」は萬屋錦之介主演の「破れ傘刀舟悪人狩り」のあとに続く「破れシリーズ」の第二弾だった。
深川奉行の速見右近が許せぬ巨悪を将軍から拝領した刀でズバズバ斬るのだが、同じ萬屋錦之介の「長崎犯科帳」と似てなくない。
クライマックス前に、右近が上役の老中稲葉越中守に相談に行くと「ならん、ならん」、「わしは知らん」と言いながらも散々けしかける
高速船の鯨船に乗って、悪党の元へ出向く。黒装束の船頭が二人、櫓を濃いでいるのだが、あの船頭は誰なんだろう?ラッキーセブンの二人が演じる兵六と権助なのか?
最後に刀の血を拭く懐紙の量がめちゃくちゃ多いこと。(笑)
ちなみに江戸時代に深川奉行という役職は存在しないが本所奉行は存在した。ただし司法行政官庁ではなく、本所地域の開発に対して監督官庁であったとか。