つい最近までYouTubeがあがっていたのだが、バンされたみたいで、幸いなことに全話鑑賞できた。
桑山十兵衛は勘定奉行配下公事方の関東取締役出役、いわゆる八州廻りの役人である。妻を亡くし八歳のひとり娘八重がいる。しかし十兵衛がお役に出ると長期間家を空けなければならず、その度ごとに兄の家に八重を預ける。
義理の姉登喜は八重が不憫でならず、顔を合わす度に後添いをもらえ、さもなくばお役御免を願いでよと口うるさく言う。十兵衛も後添いをもらうよりか、お役御免をと度々願い出るが、上役の川端は有能な十兵衛を放すことはせずに何かと難題の事件を押し付ける。
十兵衛配下は、探索方の粂蔵と雇い足軽の五兵衛、お役のないときは五兵衛は十兵衛宅に十兵衛と八重の世話をしている。
もともとは佐藤雅美の小説が原作なのだが、十兵衛を北大路欣也が家庭ではダメな父親と有能な役人をうまく演じる。なぜか旅に出るとき羽織袴出なく着流しに編笠なんだなあ。なんでだろう?
「八州廻りは刃向かうやつは斬捨御免。覚悟はよいか」が決め台詞。
なかなか初出放送時はなかなか面白ったのだが、視聴率が延びすにワンクール8話分しかない。当時は時代劇は全くふるわなかった。
他に梶芽衣子、寺島進、河相我聞、笹野高史が出演していた。つい最近と思っていたら、2007年と13年前の放送だった。ブログを始める前の年だ。
機会があれば是非ご覧下さい。