桂米團治プロデュース忠臣蔵特集 第4回中之島寄席 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 17TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 17TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。



なかなかユニークな落語会があるので紹介をします。

歌舞伎を題材にした芝居噺、忠臣蔵をテーマにして落語会をするのだそうだ。

「質屋芝居」(三段目) 桂米團治
「蔵丁稚」(四段目)   桂歌之助
「七段目」(七段目) 桂佐ん吉
「中村仲蔵」(五段目) 桂よね吉

「質屋芝居」は芝居好きの質屋の主人、番頭、丁稚が客をほったらかしで、芝居をする噺。するのは、判官が師直を切りつける三段目。

「蔵丁稚」はお使いをさぼって芝居を見ていた丁稚が蔵にお仕置きで入れられる。中でひもじさをまぎらわすために芝居の真似をする。するのは四段目、判官切腹の場。

「七段目」は芝居好きの若旦那が丁稚を巻き込んで二階で芝居を始める。これはまさに七段目、祇園一力茶屋、お軽が兄平右衛門に切りつけられる場面。

「中村仲蔵」は先の三つが素人の真似事だが、こちらは役者の仲蔵が定九郎をどう演じるか苦心する噺。五段目の山崎街道の場面。

28日2時より、フェスティバルホールにて詳しくは、チケットセンター、米朝事務所のHPをご覧ください。残念ながら、その日は用事があり、この落語会には行けない。(>_<)

他に歌舞伎を題材にしたのは「足あがり」、「蛸芝居」などがある。「まめだ」も膏薬屋の息子が歌舞伎の役者だから、歌舞伎には関連があると言えばあるが・・・