石原プロ解散 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

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石原プロモーション、16日に解散 58年前に起業した日に看板下ろす https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sanspo/entertainment/sanspo-geo2101160010石原プロモーション、16日に解散 58年前に起業した日に看板下ろす(サンケイスポーツ)|dメニューニュース 昭和の国民的スター、石原裕次郎さん(1987年死去、享年52)が創立した老舗芸能事務所、石原プロモ…リンクtopics.smt.docomo.ne.jp



昔は映画俳優は映画会社に所属していた。その映画会社の映画にしか出演できなかった。これを五社協定と言った。五社とは東映、東宝、日活、大映、松竹の五つの映画会社だ。

その壁を壊したのは石原裕次郎で、協定を破って作った映画が東宝の三船敏郎と日活の石原裕次郎の「黒部の太陽」。

話しは前後するが、石原裕次郎は石原プロを作って独立した。あたかも時代は映画からテレビに主流が流れた。石原プロは刑事ドラマ「太陽にほえろ」を制作してヒットする。

石原裕次郎が亡くなったあとも、渡哲也と小林専務を軸に会社を経営した。小林専務も亡くなり、渡哲也が亡くなる前に石原プロを畳む話しが画策され、本日16日に解散となった。

石原裕次郎が亡くなったときに、解散することが遺言されていたそうだが、多くの俳優、スタッフもいたために存続を決意したのだそうだ。

石原プロの、「太陽にほえろ」や「大都会」や「西部警察」を見えてきただけにさびしい。

結局のところ、石原裕次郎、渡哲也がすごすぎて、神田正輝や舘ひろしがもっと台頭しても良かったのにそれがでできなかった。徳重聡もデビュー時に、「21世紀な裕次郎」としてあんなにプロモーションしたのに、それができなかったんだろうな。

そのあたりが島田正吾と辰巳柳太郎を擁した新国劇に似てなくはない。