
鶴太 「道具屋」
米紫「猫」
紫 「手向け茶屋」
米紫「蛸芝居」
桂米紫さんの会が昨日のクリスマスイブにあり、行くか行くまいか、どうしようか迷っていたら、イブにギターのレッスンが変更になり、やっぱり夜行こうかとお願いした。でも雨の中、ギターを持ってうろうろするのは嫌だったので、一回家に帰ってギターを置いて、結局バスで行った。
5月に会が中止になったものを、7ヶ月ぶりに行うことになった。受付は米紫さんの弟弟子の鯛蔵さんだった。体温を計るのだが何度やっても表示がでない。やっとのことで出た温度が34°って?!
開口一番の笑福亭鶴太さんは枝鶴師匠のお弟子さん。上方ルーキーズのメンバー。目下体重100キロ。帯が一重にしか巻けないのだとか。
やらはったのは「道具屋」。誰に教えてもらったのだろう?ちょっと変わった「道具屋」だった。
米紫さんの最初は 「猫」。落語作家小佐田定雄さんの作品。元々枝雀師匠の落語だが、猫を女の子の子猫に作り直して演じる。こんな意地悪な女の子いてるなあって、感じがする。
露の紫さんはお得意の「手向け茶屋」。てこ鶴姐さんの杢兵衛大尽への気持ちの入ってないセリフがなんとも自分は好きです。
最後に、米紫さんの「蛸芝居」。はめ物とか芝居噺とか、本当に難しい。蛸の顔して見栄を切ると一斉に拍手喝采。普通はぱたぱたの拍手になるのだが、お客さんも息が合い、何度も見栄を切る。
次回は「米紫の会」は、3月1日の月曜日。事態はどうなっていることやら・・・