ジヨンは結婚して二歳の娘がいる。以前は広告会社に勤めていたが、出産を機に退職して、専業主婦に。仕事に戻りたいとは思っている。
育児ノイローゼのせいか、多重人格が出ている。夫はそのことに悩み、精神科医(カウンター?)に相談する。
外では専業主婦で子育て中であることに見知らぬ他人にそしりを受け、ママ友たちとは馴染めない。夫は仕事の復帰には消極的である。
夫の実家に正月の帰省中に別人格が現れて、彼女に家事を手伝わせる義父母を非難する・・・
男性上位の風潮は日本とは変わらないが、韓国では専業主婦への非難がとても厳しいように思える。父は息子には感心があるが、娘の好物も知らなかった。ふた昔前の日本もこんな感じだった。韓国だからではなく、今の日本でも当てはまる部分はまだまだあると考える。
理解を示せているように見えてもまだまだ彼女たちへの理解度は低いかもしれない。
男性よりも女性の方が共感がえられるのか、見ているひとがほとんど女性だった。
原作は韓国では話題になったらしい。