気圧というのは、空気の圧力。一定化の場合、1013ミリバール。(後にヘクトパスカルという単位になる。) 水銀柱の高さでいうと76cmになる。760mmHgという単位も昔使っていた。
湿気を含んだ空気が山を上ると100mにつき0.5℃下がり雨を降らし、山を越えて、その大気が乾いて、100m下がるたびに1℃あがる。フェーン現象だ。山向こうは高温になる。よく気象予報でよく話される。
あの頃、学校には百葉箱ってのがあって、理科の連絡係だったせいか、科学部でないのに気温と湿度をほぼ始業時間前と昼休み、毎日計りに行かされた。湿度計も乾球と湿球があって湿球は水で濡らしたガーゼで球を巻いてある。乾球と湿球の温度差から湿度を計るのだ。うっかりすると湿球のガーゼが乾いてしまい、叱られたものだ。
そう、ラジオの気象報告を聴いて、天気図を書かされたな。なれてなかったら口調がゆっくりのようでも早くて、聞き逃したりした。
そのまま気象に興味があれば気象予報士になったかもだが、当時はいやでいやで仕方なかった。今はヤフー天気雨雲接近予報、まず雨の予報は外れることはない。便利になったものだ。