
1980年代後半、イギリスはサッチャー政権のなか不況で人々の不満が溜まっている。ネオナチが移民反対を唱えて迫害差別を繰り返していた。人々のなかにも、移民に快く思っていなかった。
シャベスはパキスタン系の移民、イスラム教徒で、家族は父親が一家の長として君臨し、母親は一日ミシンを使い内職し、彼のバイト代も搾取されている。
父親は息子に資格のある職につき、経済的余裕のある暮らしを望んでいるが、彼自身は詩を書き文学で身を立てたいと考えている。できればこの街も出たい。
カレッジでシーク教徒のインド系の友人から、ブルース・スプリングスティーンを教えてもらう。歌詞の奥深さに感動するシャベス。内気な彼の何かが弾けた・・・
公開が延期されていたが、やっと公開。80年代、ウォークマンとカセット。あとはテクノっぽいやつ、懐かしい。ちょっと先端いってる子はみんなハワード・ジョーンズみたいな頭していたな。日本ならチェッカーズみたいな。
ちょっと「フットルース」や「フラッシュダンス」の昔の音楽映画みたいな印象だった。あの辺の映画を意識してるんだなあ。今でもライダースの皮ジャンはロックの必須アイテムだよな。
