故郷アリゾナで、両親の遺した牧場で馬の世話をしながら、山岳救助のボランティアをして余生を暮らすランボー。
老いた肉体は病が蝕み、薬が手離せない。脳裏には戦いのなかで亡くなった戦友、救助できなかった人々が離れない。
そんな彼のやすらぎは牧場で一緒に暮らすメキシコ系移民のマリアと孫娘のガブリエラ。ガブリエラは大学に進学し、しばらくすると牧場を離れる。ランボーは彼女に牧場を継がせるつもりだ。
ある日、ガブリエラに別れた父親がメキシコにいると友人から連絡が入る。ランボーやマリアはガブリエラの母親を捨てた男だからと彼女を止める。
どうしても、父親に会いたいガブリエラはランボーの忠告を無視して、メキシコに会いにいく・・・
３ヶ月ぶりに映画館に入った。事前予約なし、席は一席ずつあける。入れ替え後に消毒、マスク着用、体温測定、チケットのもぎりもなくなった。
ランボーシリーズは今まで全部見た。ランボー最後の作品ながら地味目。敵もメキシコの人身売買組織。今回は政治的要素や地政学的要素はなく私怨な戦い。まあちょっとは移民問題とかもあるのかな・・・アクションは相変わらず派手だけど。
強いて言えばスタローンもアクションより、「グリード」のロッキーみたいな演技をしたいんじゃないかな。