
「年忘れ楽屋噺」 団朝
「?」鞠輔
「二十両の行方」団朝
「近日息子」 二葉
「鴻池の犬」団朝
毎年大晦日に団朝さんは落語会をする。米朝一門一の武闘派だけあって、歯に衣着せね話をする。ほぼ大入り。基本、動楽亭の昼席は女流の咄家さんが出ないので、団朝さんは女性二人の咄家さんを呼んだらしい。
「暮れの忙しいときによっぽど家に居られない事情がありますんやろな」
と開口一番の言葉で笑いを誘う。
「楽屋噺」、書けません。言えません。聞きたければ、来年の大晦日に来てください。
鞠輔さん、米輔さんのお弟子さん。子どもさんが二人いるそうな。そう言えば最初のころより、顔つきが優しくなった気がする。
「二十両の行方」。「一文笛」と「文七元結」を足して二で割った噺で、新作古典みたいなのかなあ。初めて聴いた噺。
二葉さんの「近日息子」、近所のキレるおっさんのくだりが、もう何度聴いても爆笑で。
最後は「鴻池の犬」。最近はやる人が少ないのか、今年一回も聴いたことなかった。(と思う)
年忘れの落語会、最後の最後まで落語聴きに行ったなあ。