例えば、視覚障害のある方に本を読む対面朗読や音声を吹き込む音訳では、正しい読みを調べて使わなければいけない。
「閉鎖病棟」の原作者の「帚木蓬生」は、もうこれはレファレンスの例題になるくらい有名で、「ははきぎほうせい」と読む。
簡単に調べる方法。本には最後のページに出版の情報が記されている。これはこの本は誰が書き、いつ、どこが出版したかを明記して明確にしている。これは「奥付」と呼ばれるもので、かの大岡越前がさせたと言われる。(本当かどうかは知らない)。だいたい奥付の著者のところはふりがながふっているのだ。
新潮社から発売されている新潮文庫の「閉鎖病棟」にもちゃんと奥付に「ははきぎほうせい」とふりがながふっている。
今は参考資料を使ってそんなまどろっこしいことをしなくても、ググればわかるんだけどね。
帚木蓬生と言えばは真っ先に参考業務かレファレンスの問題を思い出す。
