若い頃は絶対見る映画はまずジャッキー・チェン、スタローン、シュワルツェネガー、ブルース・ウィルスのアクション映画だった。
「ロッキー」もロードショーは見られなかったがテレビで放映したら何度も見た。
当然、「ロッキー4」も何度も見ている。アポロとドラコの対戦、アポロの死、ロッキーとドラコの死闘。そしてロッキーの勝利。当時はスタローンはバリバリの国粋主義だった。(今はどうかは知らない)
「クリード」は見ていなかった。ロッキーの最後の方も見ていない。筋はわかっていたから、ああ、ロッキーがアポロの息子のトレーナーになるのだなあという感じだった。
「クリード 炎の宿命」はアポロの息子アドニスとドラコの息子ビクターが対戦する。驚いたのはドラコ父子を捨てた政府高官のルミドラ役のブリジット・ニールセンが出てた。銀髪がきれい。私生活ではスタローンの元嫁だ。
スタローンのアクションのない枯れた演技がよかった。ぶっきらぼうの棒読みのドヘタと言われた演技が歳をいくとこう味が出てくるものなのか。
今回は政治的意図が全くなし。エンターテイメントとして楽しんだ。
星は★★★☆☆