【追悼】和久峻三 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 17TH SEASON

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「赤かぶ検事」シリーズ作家、和久峻三さん死去 : 読売新聞

 https://www.yomiuri.co.jp/culture/20181229-OYT1T50001.html?from=tw


「赤かぶ検事奮戦記」や「京都殺人案内」などのシリーズで有名なミステリー作家和久峻三が10月に亡くなられていたのが発表された。享年88歳。


数年前に、和久さんの新作が最近出ていないと気づいた。お歳を調べた時点で80歳を越えてらっしゃったのを気づいて、ご高齢でお身体の調子も悪いのではないかとは思っていた。


新聞記者から弁護士に転身された。作家になったのは弁護士の余芸かと思っていたが、もともとミステリー作家になるために、小説のネタを探して司法試験を勉強されたいう異色の作家だった。


法廷ものは数々あるが法曹界から見たリアルな小説を書いた。赤かぶ検事みたいな事務官から検事に転身できるみたいなことは法曹界に身に置かなければわれわれ一般人にはわからないだろう。


また、二時間ドラマやテレビシリーズで放送されたので、フランキー堺や橋爪功赤かぶ検事や藤田まことの音川刑事が好評をはくした。


若いときによく読んだ作家さんが亡くなるのは淋しい。あの頃、読んでいた作家さんで今も現役なのは西村京太郎だけのような気がする。



ご冥福をお祈りいたします。合掌。