
去年、高校の同窓会の総会に出席し、桂團治郎さんの落語を聴いた。(総会のあとに卒業生をゲストに呼んで、芸を披露してもらう。うちの高校は芸能科がある。自分は普通科卒。)
桂團治郎さんは桂米團治さんのお弟子さん。
それから、團治郎さんや若い咄家さんの落語会や勉強会をちょいちょいと聴きに行くようになった。若い咄家さんの会は2000円くらいで聴ける。応援の意味もある。
團治郎さんの勉強会、「それいけ!團治郎」を新世界の動楽亭まで聴きに行った。
「Savvy」にコラムを書いてる桂二葉さんも出演。すっごい高い声の女性の咄家さん。
今回はまず最初に團治郎さんが「いらち俥」、この噺、あんまりされる人いてない気がする。
次に二葉さん、「上燗屋」。お得意のネタ。
團治郎さん、「三年目」。幽霊の噺。これもやる人少ないなと思う。
中入後、今回のメイン、「東の旅」を「発端」~「煮売家」~「七度狐」まで一気にされた。それぞれが一つの噺でまとまっており、それぞれ別個にされる方が多い。20分から30分の噺、通しで聞くと1時間。「覚悟はいいですか」と團治郎さんも言う。
最後は声が枯れ気味で、汗びっしょりの熱演。まあ、狭い小屋なので陽気で暑くなっていたのも確かだが。お疲れ様でした。
帰りにお囃子を担当されていた桂雀々さんのお弟子さん、優々さんがのぼりを片付けたはりました。優々さんもお疲れ様でした。
次回は7月28日だそうで早速予約させていただいた。