リアル深夜食堂でわけぎのぬたと若竹煮を食べる | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 17TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 17TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。




よっぽどのことがない限り、月曜はSンパティコに行って一杯飲んで夕食を食べる。

あの深夜食堂みたいに、「作れるものならなんでも作るよ」の姿勢なので、スパニッシュやイタリアンでなくても作ってくれる。

K先生が竹の子を食べていたので、竹の子とワカメの炊いたん、若竹煮をリクエストした。それと同時にわけぎのぬたもお願いした。

春の時期になると夕食にはこの二品が毎晩のように出た。もういいわと思っていたが無性に食べたくなってきた。

「酢みその酢の具合はどうですかねえ?」

「ああ、このくらいで。」

あまり酸いのは好きじゃない。
K先生が来られて、Pっつあんが言った。

「先生、わけぎのぬた、食べはります?酢みその具合は?」

「お酢多めにして。」

人、それぞれ好き嫌いはある。