何を今さらの表彰 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

7日の木曜日のことだった。自宅の固定電話に元の仕事先、D仙の本部から電話がかかってきた。最近はセールスばっかりで留守電で無視するのだが、ナンバーディスプレイで本部の番号だったので渋々電話にでた。本部の番号は枝番まで登録をしている。

なんかヤバいことが露見して、退職金を返還せよという電話かと思って内心はヒヤヒヤものだった。(そう返還するほど悪いことはしていないはずだが・・・念のために退職金は普通預金に未だにそのままおいてはある。)

用件は業界の団体から永年勤続の表彰の賞状が届いているから、近くのチームまで送るから取りに来いとのことの連絡だった。

まあ辞めた者に何を今さらなのだが。辞めるときにそんなことをうんたらすんたらとN川課長が言っていたことを思い出した。すっかり忘れていた。

それよりか「取りに来い」より「郵送で送る」という考えはなかったのかと思ったのだが、他ならぬ世話になったK坂さんからの連絡だからそこは我慢した。 他の人だっだら場合によっては「寝言は寝て言え」と言ってしまったかもしれない。もう辞めてしまえば、抑えるところは抑えず言ってしまう。もう怖いものなしだ。

来月、M原のS福寺かR寺に行くときにチームM に寄るから送って欲しいと伝えた。けれども律儀な彼女のことだから、翌日の便でチームMに送ってるかもしれないと思い、翌日8日、N遠の叔母の家に行った帰りにチームMに寄った。

チームMに寄ると、M車課長から「そんな話は聞いてない」と言われた。業界の団体の総会が来月10月の末にあるから、それから送って来るのではないかということだった。そんなものは本当はいつでも構わないのだが。(辞めたのだから要らないくらいだ。)

そうこうしているとチームMで係長をしているO野にK坂さんから業務の連絡があった。ついでにMaさんの件でとK坂さんに尋ねてもらうと、賞状は送られて来ているが、昨日は忙しくて連絡も賞状も送れてなかったとのこと。事情は自分から伝えたので早めに送ってもらうことをお願いした。

その翌日9日、M課長から表彰状が届いたとの連絡があった。さあ今度はいつ取りに行くかである。なかなか今月下旬は用事が詰まっている。連休もある。チームMが忙しいのはわかっている。やっぱり最初に言っていた来月になるかもしれない。

退職して4カ月、5カ月目にして、ようやく自分が仕事を辞めたのだという感覚になってきた。それまでは、自分が指定休か振替休で休んでいるのだという感覚がぬぐえなかった。

朝、時間が出勤前のような慌ただしさから、ゆっくり過ごせるようになってきた。

ようやく、ようやくである。新たな生活が気持ち的にも始まって来ている。