「荷風になりたい」 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。



ビッグコミックに倉科遼原作ケン月影画の「荷風になりたい」という漫画が連載されていて、「ブルージャイアント」とともに読んでいる。

若いころより、放蕩無頼を繰り返し、太宰以上に女をとっかえひっかえしていたが、初恋の女性から荷風と号を名乗り、手をつけなかった馴染みの女性から、「墨東綺談」を書き上げた一途な面もある。

戦後、太宰治、坂口安吾が無頼派と称されたが、永井荷風こそが無頼派の走りではなかったかもしれない。