#6368 『夜明けまで眠らない』久々に大沢在昌を読んだ。「夜明けまで眠らない」は去年の12月の出版。出版されていたのは知っていたが、当時は読む気力もなく、退職に向けて忙しくしていたので、それどころではなかった。物語はタクシー運転手の久我は元傭兵。アフリカ某国で戦闘中に夜間に音もなく急襲する首狩りゲリラ部隊「ヌワン」へのトラウマから、夜間に眠れなくなってしまっている。あるとき、久我の過去を知る桜井という男が携帯を久我に託す。その携帯にはアフリカ某国政府の秘密が隠されていて、久我は否応なしに事件に巻き込まれてしまう・・・シリーズではない大沢作品。久我が外人部隊に接触する場面は必要だったのかなあ?暗闇にヌワンと遭遇する場面はこちらも背筋が凍る思いがした。また、これを機会に少しずつ本を読み始める。夜明けまで眠らないAmazon