
「本気だしたんだね」
「本当にいるの、トラクター?」
「レンタルでいいんでないの?」
いっぱい言われる。
正直、これからずうっと農業をやろうとは思ってはいない。貸して欲しい人、やりたい人には条件が合えば貸すつもり。先のことまではわからない。おそらく、生産緑地が期限がきれる2043年まではしていないと思う。それまで生きる保証も自信もない。
もちろん耕すには人力では無理で、M田みたいなくらいの大きさがあったら、ちまちまと耕うん機でやってられへん。
レンタルなら、借りたい日、使いたい日が雨が降ったら使えない。その前日に雨が降ってもだ。ねかるんでいてはだめ。乾いた地面でなくては畝は立てられない。だから、今なら今なのだ。
とにかく、やらねばいけないことができた。