『岳』の石塚真一の新しい連載。
宮城の高校生、宮本大は中学のときみたジャズのライブに魅せられて、バスケットボールの部活が終わってから河原で兄に買ってもらった(36回のローンで、でも、このくだりは泣ける…)テナーサックスを吹く毎日。
しかし、耳コピーで、全くの無手勝自己流で、ど下手。しかし、彼が吹くテナーの音色の大きさや独自の解釈がなぜか、周りを感動させていく。
ひょんなことからバークレー出身の由井からテナーの手ほどきを受け、高校卒業後、大は上京する。
超絶テクのピアニスト雪祈(ゆきのり)と出逢い、高校の同級生全くの初心者玉田をドラマーとして迎え、トリオを結成する…
ビッグコミックに連載しているのは知っていたが今回、コミックスで一気読み。
コミックス最後におまけとして彼に関わった者たちのインタビューが掲載されている。話はまだまだこれからなんだが、なぜだか『岳』の最後を思い出すんだな…