
滅多に買わない文藝春秋。昨日、新聞広告で高倉健、健さんの最後の仕事、手記が掲載されているのを知った。夜遅く本屋に行くとまだあった。
亡くなる数日前まで推敲を重ね、亡くなる直前に出版社に届いたと言う。
健さんの文章は決して上手くはないが、その誠実さがあらわれている文章だ。
「往く道は精進にして忍びて終わり悔いなし 合掌」
でしめられた文章に、でもなにか思い残すことはなかったのかなと考えてしまう。
人生の第二コーナーから第三コーナー直前あたり…いろいろと考える。決して忍びて悔いなくには自分の人生はならないだろう。だとすれば悔いを少なくして生きたい…
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