「ほんま、耳たぶ全然ないね。幸うすい!」
耳を突然さわられた。自分の両方の耳には「耳たぶ」というものが全くないのだ。
小学校のとき、「Kやん」と呼ばれた同級生がいた。もう、「えべっさん」みたいに大きな福耳をしていた。
「Kやんにとられたんや」
といつも、耳たぶが話題にでたらそう言っていた。
そのKやん、今もM宅にいる。頭がすでに白髪で自分より10才ほど老けてみえる。
彼が幸せかどうかはしらない。そうかと言って、今は自分が幸うすいってこともそう感じたこともない。
人相学ではやはり、耳たぶの大きい小さいで幸福度をはかるそうだが…
本当に耳たぶが大きい小さいで、幸せの度合いが違うなら、みんな、耳たぶにシリコン入れて膨らますだろうな。
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