
一年ぶりに荒本の元出向先に行った。15年前、母は末期ガンの宣告を受けた。出向を含めて、仕事をどうするか悩んだが、父と姉がなんとかすると言うので受けた。(結局、なんとかもできなかったけど・・・)
うちと出向先の初めての派遣だったので、好奇の目にさらされた。それでも暖かく迎えてくれる人が何人かいて、OZZYさんはその一人だった。
出向後、母は1ヶ月後に亡くなった。母を十分、看病できなかったからせめて父はと思ったのが、地獄の始まりだった。元々、相性が悪い二人に加え、輪をかけたような頑固者の父だったので、母抜きの二人の生活はうまくいかず、7年後から始まった 8年間の介護は底なし沼のようだった。
そんな介護の一部始終をOZZYさんは知っていて、何かと気遣ってくれた。今日、荒本に行くと知ってくれていたので、父のためにお供えをわざわざ買って来てくださった。
「本当によく頑張りましたね」
笑って誤魔化していたけど、涙が出そうなくらいにうれしかった。
帰ってから、仏壇にお供えした。ありがとうございました。OZZYさん。
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