話し相手に犬を飼おうかと、思い始めている。親父がいた頃は犬を飼うなんて思ったこともなかった。介護していた頃はよく「親父を飼ってますから」と自虐的に言っていた。ペットを常識のない猫可愛がりしている人が正直きらいだった。
介護をしている人で犬やら猫を飼っている人がたまにいる。「介護老人を抱えて、ペットの世話も大変」と不平をこぼしているのを聞いたら、「じゃあ、ペットを飼うのをやめれば」と正直思っていた。
介護されているお年寄りに失礼だし、そのペットがお年寄りの心を癒しているなら話はわかるが、どうみてもそうではない場合が多い。とくに介護者のエゴの場合が多いのだ。お年寄りをペット同様やそれ以下に扱うのも嫌だし、自分が年老いたときに扱われるのも嫌だ…
もし、飼うのなら黒のラブラドールだ。あの黒いサテンのような毛並みがいいな。別にそんないい血統やコンクールに出す犬でなくていい。歳をとりだして飼い始めて、老人が老犬介護をするというのはいやなので、飼うのなら今だ。
「ラブラドールは大きいし、運動量が多いから散歩はかなり大変なんよ。それに頭はいいけど、人なつっこいし、寂しがり屋やから絶えず一緒にいてあげなきゃいけないし、Maくん(GUILEさんのこと)、大丈夫?」
前にS先生に犬を飼いたいと少し話したらこう言われた。
「それに、きみは熱しやすく、冷めやすいからな…犬を飼うのは子どもを育てるのと同様、責任のいることなんやでぇ。」
痛いところをつく。
だから今、何人かのブリーダーのHPをみて、この子がうちに来たらなあとバーチャル飼育で我慢してにやついている。
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