今日は土用の丑の日。
子どもの頃は、まだ養殖うなぎが出回っておらず、鰻はまだまだ高価で子どもが食べるようなものではなかった。
初めて、鰻を食べさせてもらったのは、親父の姉のC伯母でMi姉の息子のMaちゃんと阿倍野駅のチンデン前にあった双葉であった。(双葉はこのブログでも何度でも登場しているが、紆余曲折を経て、Q'sの横の地下に移っている。)
母は子どもに贅沢をさせないでくれと苦情を言ったらしい。気丈なC伯母は意に介さず、その後も何回か食べに連れて行ってくれた。
さて、昨今の鰻の値段はまさにうなぎ登り。今日、コンビニで売っていた鰻丼は、国産で2000円、中国産で980円だった。いくら食べるものに糸目をつけないと言ってもあの大きさでその値段は高すぎる…今年はやめた。はらわた餅で我慢した。土用に餡ころ餅を食べるとはらわたが腐らないという言い伝えがある。
今年はスーパー、鰻屋以外でも、吉野家、すき家など牛丼チェーンや、くら寿司などの回転ずしでも提供している。いくら何でも供給過多だと思う。
そのうち、レッドデータに指定されると正規で鰻は食べられなくなる。そうなると闇ルートがはびこる。
今、国産、中国産、台湾産が激減。代わりに市場に流通しているのは、ニホンウナギに近いインドネシア産のウナギらしい。
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