親父が入院した夜に、下の甥と姉に、家に必要なものを取りに帰ってもらった。
シャッターを開けると、MTBが二台もあるので、驚いたらしい。(一台はクロスバイクだけど。)
｢一台、この子にやってちょうだい。｣
姉から言われた。今は姉の家は姉の通勤用の自転車しかない。昔、俺から強奪した折り畳みもすでになくなったらしい。涙ぐましいことに姉は息子の自転車をゲットするために、薬局イレブンのストップウォッチゲームに毎月、挑戦していたらしいのだ。目をつぶって、ストップウォッチをスタート、ストップで11秒11を
出すと、景品で自転車がもらえるのだ。(姉の最高記録は11秒09らしい。)
銀色のクロスバイク、キャメロン・ディアス号を通勤用に、ミリタリーグリーンのMTB.ヒルツ大尉をロングライドに使っていたが、下の甥にキャメロン・ディアス号を譲ることにした。
若いのがチャリでうろちょろしていたら、警官の職質にかかる可能性が高いので、防犯登録の名義が俺になっているからいちいち確認の連絡が来たらややこしい。キャメロン・ディアス号を買ったT橋のおじさんに防犯登録の名義変更をお願いした。
親父の件が落ち着いたら、いよいよロードバイクにデビューだな。
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