#3488 夕べの救急車 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

朝からE先生ところで診察。検査をするからと前回に言われたので、朝食抜き。血液検査、心電図、尿検査…

夕べは、会議が終わってから、Kさんとこで、赤ワインをグラス二杯に、アジトでターキーをロックで一杯。γ-GTPは上がってるかもしれないけど、ビールは抜いたので、尿酸値は上がってないだろう。

Kさんところで、知り合いのトクさんがトイレから出てこない初老の男性のお客に気づく。男性がトイレから出てきた直後に倒れた。トクさんはKさんに救急車を呼ぶように言った。消防団のトクさんは本署の救急車がすべて出払い、分署の救急車が来たことを説明してくれた。男性は救急車に乗らず家に帰るの一点張り。男性の連れと救急隊員に促され、救急車に乗り込んだが、受け入れ先が決まり、サイレンを鳴らして、動き出したのはかなりしてからだった。

トクさんは慣れているから、手際は鮮やかだった。

「救急車を呼ぶなら、平日の昼間に呼ぶんやで。」

トクさんはそう言った。親父のときは土曜の午後だった。具合の悪くなる曜日と時間で生死が境する…

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