「行くのですか」
「見に行くのか」
最近、会う人会う人に尋ねられる。東京上野の国立博物館で催される「王羲之展」のことだ。
次回、生きている間に見られるか、わからない。出来れば見に行きたい。「蘭亭序」の八柱第三本のときもそうだったけど、今回は「喪乱帖」。会期前期のみの展示だ。しかし、「喪乱帖」が宮内庁蔵とは知らなかった。
知っている人は知っているが王羲之の真筆は現存しない。もしそれが見つかれば、インディー・ジョーンズ的な発見であり、価値は幾何学的なものになるだろう。
そこら辺の説明は、書道史以外なら、伴野朗の「香港からきた男」のエピソードに詳しく書いている。古い本なので、新刊書は流通していないが、古本屋か図書館で探したらあるかもしれない。
上京が状況だけに、本当に行けたらいいと思う。
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