#3125 野辺の送り… | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

第三月曜日にあたる「海の日」が、今年は早く来たせいか、梅雨明けも、暑さも突然やって来た。

この三連休は姉は結局、親父のところには来なかった。フラストレーションが溜まりかけた頃、デイサービスの日になった。

母方の祖父の命日が18日なのだが、自分が当時幼かったせいと、祖母の事故が衝撃的だったこと、夏休みの直前になるため、つい墓参りがおざなりになる。先月、従兄弟のTOMOちゃんに、墓参りに行くと言った手前、無下にも出来ず、墓参りに出かけた。

葬儀のあった日も、今日のような暑い日で、K山から、S福寺の霊園まで、3キロを棺を引きながら、野辺の送りを歩いた。子ども心に、暑かったのと、遠かったのを覚えている・・・ K山地区で、歩いて野辺の送りをしたのが、祖父が最後だったらしい。それ以降は棺は霊柩車で運ぶことになった…

よく、墓参りをして、関心だと言われる。自分では少ないくらいだと思う。生者が、死者にしてやれるのは花と線香を手向けることくらいしかできない。

桑名正博さんが、脳幹出血で、危篤状態で、医者も匙を投げているらしい。息子さんの美勇士さんは、覚悟ができている旨のコメントをフェイスブックに発表した。

「悔いのないように看病してほしい。」そう、自分はコメントした。わかる、しかし、悔いのない看病なんかできっこない。ああしてあげたらよかった。こうしてあげたらよかった。後から絶対そう思う時が来る。でも、美勇士さんは覚悟ができていた。当時の自分は、美勇士さんより年上だったけど、母の死に際して覚悟ができていなかった。

親父に対してどうだろう?それは何とも言えない。まだまだ、暗中模索、暗夜を渉っている状態だ・・・

言えることは、悔いのない看病や介護はできないこと。生者は死者に対して花と線香を手向けることくらいしかできない。





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