月曜のデイケアも、入浴以外はベッドで過ごし、帰って来てからもベッドに直行した。さすがに寝倒したのか、夜中2時ごろから目を覚まして杖をついて歩き回り(コツコツと音がやかましい。)、結局眠れず朝まで起きていた。今日は朝からE先生ところへ診察に行く。
そろそろと、介助しながら上の階へ診察に連れていった。
Oのおばあちゃんに、「あんたの笑い声はやかましい」だとか、娘さん(「おばさん」と呼んでいる)はなんとかだとか、デリカシーに欠けることをくどくど言う。さすがにOのおばあちゃんも笑って聞いていたが、席を離れてしまった。
怒るのも当然だ。
診察が終わってから、帰っ来てから、疲れたのかベッドに行き、寝ている間に介護パンツを買いに行く。週末買いに行くつもりだったが、買いに行けなかったのだ。お昼をなか卯で親子丼を自分の分と二つ買って食べさせた。
昼からは、レンタルしている介護ベッドと車椅子の点検に来られるので、無理矢理起こして、キッチンに行かせる。機嫌が悪い。
点検が終わったの入れ違いに姉が来て、あかねこを持ってきた。ちぎるのが面倒くさいし、喉を詰めるおそれがあるから、食べさせないつもりでいたのだが、食べさせるというので、食べさせた。
墓の花を替えたらしい。姉は墓の草を引かないので、また月命日には、墓へ行かねばならない。
姉が帰ったので、親父もベッドで寝はじめたから、自室でうとうとし始めたら、電話のセールスが立て続けになる。
このところ、立て続けに掛けて来る関電の関連会社と言う太陽光発電のセールス、同じ声のオバハン、ええかげんにせいよ。
なんか偉そうに喋る。今日はとうとうブチ切れたのでがなった。
「上の者呼べ」
「ここはコールセンターなので、上の者はいません。」
「上の者の指図なしで勝手にセールスしとんか。関電に言うぞ。」
「うちは関電と関係ありません。」
「関電の関連や言うやないか。お前ところは詐欺かあ。警察言うぞ。」
すると、電話が切れた。
こうやって、年寄りは騙されるんやな。常々、「僕」とか「私」とか名前の名乗らんには話を聞くな。セールスには息子が帰ってきてから電話してくれと言っている。それよりか、親父が出ると話がややこしくなるなら、親父は電話に出るな

やっと、拘束が解けて、自分の買い物して帰ったら、姉が買ってきたさつま揚げを親父が自分の分で食べていた。

今日はなんだかとっても疲れた。『フランダースの犬』のネロのように、「パトラッシュ、疲れたよ。おやすみ」って言いたくなる。寝たら夜中に目が覚めるに決まっている。