
山崎まさよしとスガシカオの「なごり雪」をYouTubeで聴いたので、思い出してラジカセをひっぱり出してカセットテープを見つけた。
「なごり雪」を初めて、聴いたのは、イルカでも、かぐや姫でもなく姉の歌声だった。
フォークの歌手はテレビに出演しないので、歌を聴くのは、レコード以外は、ラジオか、ライブしかなかった。高校でギターを覚えた姉はこの曲を覚えた。
それで、練習に吹き込んだのがこのテープだ。
ついでだからというので、親父の「古城」(三橋美智也だよ。知ってる

)と、GUILEさんの「泳げ!たいやきくん」(めちゃくちゃ歳がばれるな。
)、母の歌声(なんて曲だろう?知らない歌)が入っている。姉がずうっと持っていたのを母が亡くなったときに、このテープを貰った。
今や、カセットからMDにCD-ROMにそしてハードディスクにと媒体が、ころころと代わる。旧い媒体はハードがなくなればもう聴けなくなる。
メジャーなやつは、媒体を換えて発売されるが、こういうプライベートな音源は変換しなければ本当に二度と聴けなくなってしまうのだ。
みんな、こどもの成長を一生懸命撮影した8ミリフィルムやビデオもハード機器がなければ見られなくなってしまっている。あのとき、ビデオからDVDにとみんなは変換したのかな?
あみもえへ、あの電車の音の入ってた「なごり雪」の音源は消してしまったのだろうか?君の歌声をめちゃくちゃ聴きたいのだけど。