2010年1月に、ロバート・B・パーカーが亡くなり、これが最後の翻訳。これがいよいよスペンサーの最後の作品になってしまった。
出版に待ち焦がれてながらも、これで二度とスペンサーに会えなくなるのは寂しい。出版が遅れても、中止になってもいいと思ったほどだ。
芸能人ジャンボに殺人の容疑がかかる。事件に疑問を抱くクワークは、彼の弁護士に通じてスペンサーに調査を依頼するように仕組む。
芸能人特有の鼻持ちならない性格のジャンボはスペンサーを解雇するが、スペンサーは依頼人なしで調査を続ける・・・
いつも、図書館でハードカバーを読み、文庫でコレクションしているのだが、今回の出版を聞き、即座に注文した。
さよなら、ありがとう。ミスター・パーカー、ミスター・スペンサー。あなた方は私の心が折れても、私の生きる指針であり、指標でした。
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