東大阪からの出向から帰ってきて、まだ無頼の生活を送っていた頃、そんな話をしてくれたのは、阿倍野のバー、2ND LOBOのTさんだった。
伝説の女性バーテンダーだったフェイスの店長、鴨田さんが寿引退して、今のTSUTAYAのところにあったフェイスの母屋だったVIPS INNのラブホがなくなり、更地になったばかりだった。
ブリーズのオーナーさんが、女性スタッフを入れない方針を破って、最初に入れたのがBさんだった。彼女は帝塚山のRに移り、その後、バーテンダーの仕事をから上がった。
次に入った女性のバーテンダーが今の店長の太田さんだった。当時は、店長だったKさんが独立し、今、ミナミのシガーバー(いるはず)のHさん、天満のバーのHさんと店長が長続きしなかった。スタッフのKくんが店長に昇格した。
なかなか、太田さんに会えず、やっと会えたとき、「君が噂の・・・」の開口一番に言ったのを覚えている。
デパガから、一念発起して大阪で一番古い吉田バーで修業した筋金入りのスーパーウーマンは、その後、Kくんのあとのブリーズの店長に昇格した。
うちの母と同じ干支、同じ誕生日、2月14日なので、毎年、薔薇を一本、プレゼントした。ついこの間にもプレゼントしたばかりだ。
一昨日は叔父の通夜で、同じブリーズのスタッフのKちゃんの最終日に行けなかった非礼を彼女にメールで伝えたところ、彼女自身も、今月末で上がる旨のメールをもらった。
ええ~

明日の最終日には大きな薔薇の花束を持ってブリーズに行こう。今までの感謝と愛を込めて。
さよなら、太田さん・・・ありがとう。