#2045 セラピードッグとブルースシンガー | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。


チロリとブルースマンの約束 伝説のセラピードッグとブルースシンガー・大木トオルの物語/上之 二郎


¥1,470

Amazon.co.jp



大木トオルは、自分が音楽に目覚めたときは、もう活動の拠点をアメリカに移していた。

本場仕込みの彼のブルースは、その頃、日本では受け入れなかった記憶がある。



その大木トオルがドッグセラピーの第一人者として活躍していることは知らなかった。



「チロリとブルースマンの約束」は殺処分の運命にあったチロリがセラピードッグとして数々の人々に癒しを与えたノンフィクションである。



先日のSちゃんとの会話。

「大木トオルって、知ってる?

「アメリカにいるやろ。髪の長い、眼鏡をかけた・・・」

「オーちゃん(Tのこと、大きい姉ちゃんの意味らしい)、本屋で買ったんよ。」

「へえ、知らんかったわ。大木トオルがこんなしてるなんて。」

「アニやんも知らんことあるんや。」



そんな知らないことがいくらでもある。世の中知らないことばかりだ。特に職場は五年もここにいても、ミステリーゾーン。「あなたの知らない世界」といつも呼んでいる。