月曜は晩御飯は外で食べる日と決めている。
ほとんどは阿倍野のバルマルでスペイン・ワインでタパスをつつくのだが、今夜は、地中海料理のシンパティコで、夕飯を食べた。バルマルが臨時休業だったからだ。
シンパティコはオープンから知っていたが、今日が初制覇。場所は久呂寿司と喜鶴の筋を南へまっすぐいく辻製菓へ行く手前の元焼鳥屋のところ。
秋刀魚のカルパチョにはらわたの苦味がかかったソースとよく冷えた白ワインをいただいた。
後ろのテーブル席の女性二人が同業者らしく、仕切りにうちにも取引のあるアルファベット三文字の会社を口にする。月曜だから、そちらも休みなんだろうな。ちらっと後ろを見たが知らない人だった。狭い業界。どこかで顔を知られているかわからない。ひょっとしたら、そこから同業他社に派遣されている契約の社員かも知れない。
できれば、酒の席では表の稼業の話をしたくはないし、聞きたくないな・・・ブルースマンのときも、ハードボイルドを気取ってるときも。