#1171 「週刊池波正太郎の世界」 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 18TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。

当時、他に好きな作家がいて、新聞の日曜版に連載されていた。毎週読んでいた。

しかし、いつの間にか連載が打ち切りになり、代わりに連載が始まったのが池波正太郎の随筆だった。

その頃の自分には大人の世界でちんぷんかんぷんで、訳がわからなかった。

池波正太郎に、はまったのは勤めてから。「男の作法」を薦められて読んでから。刺身の食べ方、寿司屋での振る舞い。すべて教えてくれた。小説や随筆がチャンドラーやパーカーの小説みたいに一つの指針だった。

そうこうしているうちに、中村吉右衛門の「鬼平犯科」のテレビ放映が始まった。

今、朝日新聞社から「週刊池波正太郎の世界」が創刊された。

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挿絵はおなじみの中一弥。実はハードボイルド作家の逢坂剛の父である。